浅草神社

恵比寿神を祀る「三社権現社」

浅草神社といえば、東京でも有数の有名神社として知られている場所です。

起源は推古天皇の治世の頃で628年の3月18日に隅田川で漁をしていたところに投げ網に観音ご尊像が現出されたため、それを奉納したと伝えられています。

後に祖先神と郷土神とを合わせた三つの神を同時に祀る「三社権現社」という名称で神社を呼ぶようになりましたが、明治にはいり政府が神仏分離令を出したことにより現在のような「浅草神社」という名称になりました。

現在も浅草神社の境内の奥には恵比寿様の御神像が存在しており、その造形の見事さから都内では浅草寺の大黒天と並ぶものと言われています。

神前結婚式の場所としても人気

神前結婚

浅草神社は大変に歴史も古く、地域に密着した神社として知られているため年間を通じてさまざまな行事に使用をされます。

最も大きなお祭りは「三社祭」という江戸三大祭りの一つとして数えられているもので、荒っぽい神輿かつぎとともに多くの人が集まります。

また年間を通して参拝を受けつつ、神前式の舞台としてもかなりの人から選ばれています。

浅草神社は「三者様」とも呼ばれ重要文化財の社殿を持ち、古式ゆかしい儀式をとりおこなうことができる氏子さんもいます。

そのためより厳粛で本格的な挙式をするためにはまさにふさわしい場所として人気となっているのです。

厳格な式というとつい「失敗しそうで怖い」と考えてしまいますが、式を行うときにはきちんとリハーサルも行ってくれますし、まずは見学会から参加もできるそうなのでどんな人も安心しておまかせをすることができます。

参考>>http://www.wakon-style.jp/tokyo/list/detail_01.php?seq=26

三社祭は江戸っ子の心意気

「火事と喧嘩は江戸の華」というふうに言われますが、この言葉のもとになっているのは実は浅草神社で行われる三社祭にあります。

三社祭は正和元年(1312年)から続く神話に基づく船祭で、以前は神輿ではなく山車を各地域ごとに制作しその豪華さを競ったという歴史があります。

現在では山車ではなく神輿を使うように代わりましたが、それらは神社に眠っている神様を乗せて各地区を練り歩くという意味を持っています。

そのときわざと大きく揺さぶったり動かしたりすることで「魂振り(たまふり)」という神様の霊威を高めることができると信仰されていることで、荒っぽいお祭りというイメージになっていったのです。