王子神社

東京都北区にある5神を祀る神社

北区にある王子神社は、「伊邪那美命(いざなぎのみこと)」「伊邪那美命(いざなみのみこと)」「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」「速玉男命(はやたまのおのみこと)」「事解男命(ことさかのおのみこと)」の5つの神を祀る神社であることから、総称して「王子神社」と名付けられています。

かなり歴史は古くからある神社であることはわかっているのですが、実際のところ何がどういったきっかけでこの地に作られたかということははっきりとわかっているわけではなく、源頼家の奥州討伐のときには既に慰霊祈願や甲冑の奉納がされた記録があるため、それ以前よりかなり強い力のある神社として扱われてきたことがわかります。

王子という地名もこの神社が先にあっての名称となっており、神社のすぐそばを流れている川の名称も本来は「石神井川」ですが、近隣住民からは特別に「音無川」というふうに呼ばれていたりします。

古くからこの武蔵野の地を治めてきた為政者はこの王子神社を手厚く奉納しており、現在も東京十社の一つとして首都東京の北部を厄より守る守護神社として多くの人から信仰をうけています。

例大祭での槍祭が特徴的

王子神社で最も大きな行事となるのが毎年8月に行われる例大祭です。

例大祭は王子神社境内で行われ、毎年恒例の田楽舞奉納をしたり、その他にも演目を全部で12種類行うなど、全国的にも例のないような本格的な神事となっています。

そのため民俗芸能として北区無形文化財として指定を受けており、毎年若い世代に対しての伝承を熱心に行って後継者育成に努めています。

王子神社の例大祭で大きな特徴となっているのが「槍祭」という槍の形をしたお守りを配布するということです。

この槍は持っていると開運や満願成就に役立つとされており、江戸時代より伝えられてきた伝統の長い方法です。

他にも神輿を持って鳥居をくぐったり、田楽舞にあわせて福まきを行ったりと独特の行事が満載なので、その場に参加をするだけでもなんだか力がみなぎってくるようにも感じます。

神輿