靖国神社

意外と知らない靖国神社の由来

終戦記念日など戦争に関する記念の日が近づく頃になると、何かと話題になるのが「靖国参拝」です。

靖国神社

政治家の誰が靖国神社に参拝をしたかや、玉串料などをどういった名目で収めたかといったことがさまざまに取りざたされますが、実際のところ「なぜ靖国神社なのか?」ということについてはあまり多くの人は知らないようです。

靖国神社は東京都千代田区九段坂北に位置する神社であり、明治2年(1869年)に明治天皇の意向により東京招魂社という名目で作られたのが発祥です。

後に明治12年(1879年)に名称を改め現在のような「靖国神社」という名前で多くの人に知られるところとなっています。

あれだけ取りざたされているのだからきっと由緒正しき歴史ある神社なのだろうと思ってしまうところなのですが、他の出雲大社や伊勢神宮などと比べるとかなり歴史の長さは浅いと言えます。

ただ建立の目的は「祖国の為に命を落とした英霊をすべて祀る」ということであるため、建立以前にあった大きな戦である明治維新や戊辰戦争、西南の役といった幕府が政府となる時期から、新しいところでは大東亜戦争まですべての戦争や内乱で命を落とした兵士がここに集まり祀られるものとされています。

永代神楽祭(命日祭)もあります

他の神社と靖国神社が大きく違うのは、上記の目的による「永代神楽祭」という英霊の命日に神楽を奉納する行事があるということです。

こちらは亡くなった英霊の命日や縁のある日を選び、遺族や関係者の参列のもと魂を鎮めるための「みたま慰めの舞」を仕女が奉納することとなっています。

では一般の神社で行われるようなお祓いや祈願・祈祷はないのかというとそうではなく、出産や初七日の御祝いなどから、入学や成人の御祝いも靖国神社で行うことができるようになっています。

各種記念日での節目にも多くの人に使われる神社です。