鳳明館 本館

登録有形文化財の木造2階建て旅館

「鳳明館 本館」は文京区にある国の登録有形文化財です。

本館とは別に台町別館と森川別館という建物がありますが、いずれもそう遠くに離れてはおらず同じ文京区本郷周辺にあります。

鳳明館 本館が作られたのは明治時代後期のことで、最初は下宿屋とした作られていたものを昭和に入ってから旅館として改築し、現代まで宿泊施設として使用をしてきたという歴史があります。

本郷周辺には大きく取り囲むようなビル群はなく、比較的低層住宅が集まる界隈の中に昔ながらのたたずまいとして「鳳明館 本館」は存在しています。

建築様式だけでなくお店の看板として掲げられている板もまた大変時代を感じるものとなっており、使われている字体にも歴史の長さを感じさせる風格があります。

都心にいることを忘れてしまいそうな雰囲気

「鳳明館 本館」は東京メトロ南北線の東大前駅から徒歩10分という住宅街の中にあります。

入り口近くには大きめの看板はあるものの、門扉や入り口付近は普通の住宅のようにも見えるため、事前に予約をしていてもちょっと入ろうかためらいたくもなってしまいます。

ですがひとたび中に入ると温かみのある木造住宅が見え、明るい雰囲気に一気に気持ちがリラックスします。

本館・別館ともに内装には木造の床とレトロな照明、それに狭い木造通路という構造になっているので3ヶ所どの建物に宿泊してもそれほど大きな違いを感じるということはありません。

宿泊費用も大変安く、団体ならば5000円台から宿泊ができます。

通常の素泊まりプランの他に朝食付きのプランも選ぶことができ、その場合にはいかにも日本旅館の朝食という見本のような食事がでてきます。

白米に味噌汁、卵料理に青菜のおひたし、小鉢、と見ているだけでほっとするような眺めなので素朴な旅館食を食べるというためだけでもこの「鳳明館 本館」は泊まる価値があると言えます。

旅館朝食

施設を使う前にはちょっと注意

周辺の都内の旅館に比べて宿泊料金が安いのは嬉しいですが、その分施設の設備も古めかしいということは知っておいた方がいいかもしれません。

もともとが下宿であった建物なので、お風呂やトイレは共同で室内にある畳なども色あせた古めかしいものであったりします。

ただ無線LANや自由に使えるロビーのPCなどはあるので、持ち物はどこまで必要か予約前に公式サイトなどで確認をしておいてください。