西郊ロッヂング

荻窪で体験できる昭和の生活

都内にある和風宿泊施設として有名なのが「西郊ロッヂング」という荻窪にある旅館です。

「西郊ロッヂング」はレトロな建物が好きな人なら絶対に知っているほどの知名度のある場所で、宿泊施設を利用することで懐かしい昭和の雰囲気をたっぷりと感じることができるようになっています。

この建物は登録有形文化財として指定を受けており、建物自体ができたのは1938年であるとされています。

しかし驚くのが2000年からは賃貸物件として現役で使用されているということで、希望をすれば建物を居住地として住むことも可能です。

内部の設備が気になるところですが、内装や建具などの部分は建築当時のものをそのまま使用をしており機能的に不便な部分を除き基本的にはそのまま使用をするという方針をとっています。

賃貸物件としての人気は意外にも高いそうで、現在ではウェイティングリストができているほどです。

居住とまでいかなくても短期的に宿泊をするということはできるので、まずは数泊してみるのがおすすめです。

部屋全体が昭和で徹底されています

西郊ロッヂングに宿泊をする場合には、一泊6000円~8500円とかなり安く設定されています。

ただし24時間営業のビジネスホテルと異なり、チェックインは16時以降、チェックアウトは朝10時までとなっていて、夜は0時をまわると出入りができなくなってしまいます。

部屋によって料金が違うのは広さや庭からの景色によるものなので、せっかく宿泊するなら眺めや設備にこだわって選びたいところです。

ふつうこうした旅館というのは、外観やインテリアこそ昔ながらのものを使用してはいても、細かい設備については近代的に直してしまうのが通常ですがこの西郊ロッヂングではあえてそうしたことはせず、お風呂やトイレといった水回りや、ガラス戸や障子などそのまま使用を続けるスタイルをとっています。

なので近代的な設備を期待している人にとってはちょっと使いにくさを感じる面もあるかもしれません。

それでもそんな古さが新しいと感じる人も多く、定期的にそんな懐かしさを感じたいがために宿泊に来る都内在住の人も多くいます。

日本住宅らしさの原点がここにある

西郊ロッヂングのよいところは、昔ながらの日本家屋らしい作りをそっくりそのまま残しているということです。

今ではほとんど見かけなくなった縁側や広い1F部分の窓、床の間にある大黒柱などは昭和の日本家屋ならどの家にも見られていたつくりです。

食堂で使用されているテーブルや、部屋に置かれているドライヤーなども昭和の時期に作られたものがそのまま置かれているので、細部にわたって日本家屋らしさを堪能できます。