雪月花

日本橋のほかに都内4店舗で営業

和喫茶である「雪月花」は、榮太樓總本鋪という安政4年創業の老舗和菓子店の甘味処として出来上がったお店です。

現在までに日本橋店をはじめ都内4ヶ所で営業をしており、江戸時代の雰囲気を感じさせるレトロな和菓子をメニューとして提供しています。

榮太樓總本鋪は創業時よりずっと日本橋で営業をしてきたお店であり、「梅ぼ志飴」や「甘名納糖」「玉だれ」といったものをメインとして長く同じ味を続けてきました。

喫茶室である「雪月花」ではこれら定番のメニューに加えて、和菓子の基本であるあんみつやみつ豆を出しており、その他ランチメニューや季節限定品など訪れるたびに変わる人気のメニューをとりそろえています。

日本橋といえば都内でも有数の伝統的な観光名所のある場所なので、国内外から東京観光に来た人も多く訪れては江戸時代から伝わる味を堪能しています。

榮太樓總本鋪で作られるあんみつは、缶入りのお菓子と全く異なり新鮮な黒蜜・白蜜に天然風味の残る寒天、それに和菓子の基本中の基本であるあんこを絶妙にブレンドしてそこに季節のフルーツをのせて提供しています。

通常の喫茶店で食べられるものとも明らかに格の違いを感じさせる出来栄えなので、一度は食べてみることをおすすめします。

あんみつ

榮太樓總本鋪の金鍔(きんつば)

榮太樓總本鋪は数多くの人気メニューを抱えていますが、中でも最も歴史が古くお店の看板メニューとして知られているのが「金鍔(きんつば)」です。

金鍔とは刀の鍔(つば)の部分に形がよく似ていることからその名前のついた和菓子であり、榮太樓總本鋪では江戸時代の安政の頃から作り続けてきました。

金鍔は餡を低い円筒状に切ってそれを小麦生地を薄く伸ばしたもので包み、さらにごま油を使って香ばし焼くという単純なお菓子です。

今や全国どこにでもある和菓子屋での定番取扱品ですが、そのシンプルさを究極にまで高めたのが榮太樓總本鋪です。

榮太樓總本鋪の金鍔は日本橋の魚河岸で屋台で売られたのが始まりで、そのおいしさから大評判になっていったことでお店を構えるに至りました。

お店で取り扱われる金鍔は三種類で「名代金鍔」「黒糖くるみ金鍔」「桜金鍔」と呼ばれています。

それぞれ独自の工夫で味をつけたもので、独特の風味と味わいがロングセラーのヒットとなっています。

夏場ならかき氷を食べてほしい

「雪月花」に話を戻すと、お店は日本橋店、日本橋三越店、カフェ京橋店、カフェ芝浦店の4ヶ所です。

いずれもスイーツ類と合わせてランチメニューも提供しており、日替わりのお弁当メニューや夏季限定のかき氷などが多く注文をされています。

中でもおすすめしたいのが夏場限定のかき氷で、全10種類の中からお好きな味で注文をすることができるようになっています。

メニューはフルーツいちごのように洋風のものもありますが、一番人気は「宇治金時」で、しゃっきりした氷の中に抹茶のシロップと本格小豆のあんこが入った絶品です。